高齢者の資産運用について その3
2024/06/10
高齢者の資産運用について その3
前回はインフレに強い資産として、株式、株式投信、金、不動産をお伝えしました。
では、全体の資産の中でどれくらいの比率にしたら良いのかを今回お伝えします。
現在の60代夫婦の生活費月額は、およそ20万円〜40万円ほどくらいとします。
急な出費を考え、生活費として置いておく預貯金の目分量は、半年分以上の金額、とされてますから、120万円〜240万円です。
実はその現預金を除いた金額が、「インフレに強い資産へ向かうべき金額」です。
運用を専門とするFP仲間は、総資産の中でのインフレヘッジ資産が90%以上なので、現在の投資環境下では余計にお金が貯まりやすいのです。
もし生活費にご不安がある場合は現預金に替えやすい公社債投信を少しだけ間に挟むことをお勧めしています。
次回は高齢者が投資を行うリスクについてお伝えします。
※投資は自己責任で行ってください。