熊野詣をコンプリートしたい。
2025/02/09
今日はまったりと熊野詣のお話です。
藤原摂関家の権勢がゆらいだ11世紀末、白河上皇が事実上定例化させた
熊野詣ですが、出発点は京都・伏見の湊で、難波津に降り立つと四天王寺を経由してます。
その後現在でいうJRの紀勢線ルートを通り、山部赤人の詠んだ和歌山「潟をなみ」から
田辺路の中辺路を歩むという行程でしょうか。
紀伊雑賀崎を通るのが結構な勾配で大変ですが、当時の苦難を思いつつ
峠を登れば、エメラルドグリーンの海・和歌の浦が見える、
ひとつのクライマックスです。
中辺路のルートは最後の楽しみとして、時間がまとまって取れるようになったら
チャレンジしたいもの。
有田川近辺の船宿ではクエ鍋をいただき、川の流れを眺めながらゆったりとした
時間を過ごします。
コース的には伏見から天満・八軒屋浜までの船ルートが万博の船便整備のイベントとして
一時開催されたようですが、現在一本松海運さんが枚方から天満までのルートで
船便を解説付きで運行されています。
八軒屋浜からの熊野街道は、自分の家の少し横を通っていきます。
伏見から船で出ることができたら、熊野詣完全制覇がかなうんですけどね。
60代のいまのうちに、達成したい夢をお伝えしました。
(写真・白河上皇肖像無料画像)
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