高齢者の大切なもの 「傾聴してもらえる話」
2024/08/29
高齢者の大切なもの 「傾聴してもらえる話」
台風10号で被害に遭われた方々に
心よりお見舞い申し上げます。
本日は高齢者にとって大切なものとして、
周りの方や介護スタッフが「傾聴してもらえる
話」についてお伝えしたいと思います。
皆様ご存知の通り、会話をするということは
認知機能を現状維持すること、また口を動かす
ことによる嚥下機能低下防止という、
有効で手っ取り早い健康寿命延伸取り組みです。
ホームに伺ったとき、エントランスラウンジで
楽しく話をしておられるグループを時折みかける
ことがあります。
傾聴してみると、お話のリーダーがさりげなく
自分の経験談や仕事の苦労話、また海外旅行の
思い出やハプニングを楽しくまとめて話されて
いらっしゃいました。自然にコミュニティが
出来上がっている、自発的で素晴らしい
レクリエーションだと感心したことが
多々あります。
会話力というものは個人差があるものの、
これまでの経験談で大いに受けた話や、
語り継ぎたいというお話は、どの高齢者も
お持ちのはずです。
独居でご生活されていらっしゃる方は特に
その話を持ってコミュニティに参加できる
ような環境づくりを心がけて、我々は
活動していきます。