高齢者が気をつけたいこと　「糖化」の防止を

27日、認定特定非営利活動（NPO）法人健康ラボステーション（浦田　千昌理事長）

さんへ訪問し、同社が取り組んでおられる健康測定での疾病予防事業を

拝見いたしました。

大変すばらしい取り組みですので、概要をお伝えしたいと思います。

健康測定で一番注目したのは「糖化度測定」で、私として人生初の測定です。

糖は余分に摂取するとタンパク質と結合して、最終糖化生成物（AGEs）を

作ってしまい、これが増加すると肌や血管、臓器の老化を促進してしまう

ものだそうです。私は正常範囲内ではあるものの、若干糖化のある

「やや老化傾向」の判定なので、炭水化物や醸造酒、揚げ物・焼き物の食事など、

糖分の多いものの摂取を控えていく必要がありました。

活性酸素については、皆さま禁煙や強い運動の抑制、ストレスのコントロールなど

用心しておられると思いますが、単なる肥満でない「糖化」の危険について、

私を反面教師として問題意識を高めてくださればと思います。

その他にも大手企業とタイアップした、健康測定数値の定期的なフィードバックで、

改善を促す事業は、自立の高齢者に目標を明確に提示できるもので、

健康ラボステーションさんの素晴らしい取り組みが、今後関西圏で拡がって

いくお手伝いができればと考えています。