高齢者の嚥下障害防止を!
2024/08/14
高齢者の嚥下障害防止を!
高齢になるに連れ、食物を飲み込む力
=嚥下(えんげ)の能力が落ちてきます。
「親が食事中、むせることが多くなりました」
という場合、嚥下能力の低下が疑われます。
嚥下が困難になってくると、誤嚥性肺炎の
リスクが高まります。もし経口での
栄養摂取ができなくなると、胃ろうなどの
提案を聞くことになりますが、
人間にとって大きな楽しみである
食事が取れないことのダメージは
ご本人にとって計り知れないもの
であることも考えねばなりません。
これはまた、親御さんご本人だけでなく、
自分たちも通る道なので、嚥下機能の
維持のため自らが率先垂範で口腔ケア、
舌の運動、人との対話など、口を動かす、
清潔にすることを徹底しましょう。
親御さんが施設入居されている場合は、
訪問歯科の先生方と施設スタッフに
くれぐれも口腔ケアを宜しくと
お願いされることが大変重要です。