HACCP(ハサップ)についてのご案内その3
2024/05/08
HACCP説明についての3回目の投稿です。
【事業強化】イメージ向上・コスト削減
HACCP導入は一見、安全性確保という“守り”の施策に思われがちです。しかし、食品事関連事業者にとって安全性が確保され、それが認定されていることは大きな武器にもなり得ます。さらにHACCPの場合、システム導入による副次的なメリットも得られるのが特徴です。
安全な食品を製造・提供する企業のアピール
すでにHACCPは多くの企業にとって安全性を担保するポイントになりつつあります。またHACCP導入を提示することは対企業だけでなく、対消費者に対しても有効です。繰り返してお伝えしますが、食品関連事業者は、安全性の確保が非常に重要で、事業を続けていくための基本要件です。政府が推奨するシステムを採用しているかどうかは、今後大きな信頼性の判断材料になるでしょう。
HACCP導入の際には、現在の製造工程を一度見直す必要があります。この際、ムダな手順などを発見できれば生産性向上につながるものとなります。また、業務改善によって品質が向上すれば、顧客からのクレーム対応も低減できます。
このように、HACCP導入は衛生管理レベル向上だけでなく、人件費などを含むトータルコストの削減にもつながる施策です。結果として、事業の成長や拡大にも結びつくでしょう。
昨今機能性表示食品の安全性について、様々な議論がなされていますが、再発防止策として、HACCPの精神を取り入れることも大事であると考えています。
----------------------------------------------------------------------
一般社団法人シニア・ライフ・パートナーズ
大阪府大阪市北区万歳町3-12 萬栄ビル301
電話番号 : 06-6941-4969
----------------------------------------------------------------------