大阪万博の思い出　その２

大阪万博の主役・パビリオンで、私が最も印象に残ったのは、

3時間待ったアメリカ館でも、4時間のソ連館でもなく

太陽の塔です。

塔内を登っていく「生命の樹」において、アメーバから三葉虫、

アンモナイトなどからの生物の進化を学び、ジュラ紀、白亜紀などの

年代を知り、この進化には途方もない時間がかかって、

我々に至るんだ、という生命の神秘と力強さを感じていました。

一方で、訪問できなかったのが三菱未来館です。乗り物に乗って、

自然を大迫力の映像で見せていくということは聞きましたが、

行かれた方をうらやましく思っていました。

さて、2025年大阪・関西万博は、テーマ館となるいのちのパビリオン

が散在し、また三菱未来館が、その名前のままに実現されるようです。

55年の歳月を経て、どのようなドラマがあるのか、楽しみにしています。

（次回は2010年上海万博についてお話します）