高齢者の資産運用　今年暴落は起こるのか？

昨年末から米国３市場の動向が冴えなくなってきていて、今年に入っても

写真例のような気迷い気味の値動きになっています。
 

要因は様々あって、好調な個人消費の源泉となっていたコロナ助成金効果が

なくなったことや、個人債務の積み上がりが大きくなってきていることなど

個人消費に関する余裕度を示す指標も悪化傾向だと見受けます。

そして以前から注視されている米国地銀の財務状況もクリアでなく、
中長期的な企業の成長力に影響を与えている点もマインドしておくべきでしょう。

トランプ大統領の就任によるご祝儀ラリーによる相場の高騰は

短期的にあるかもしれませんが、

果たしてそれは持続的に続くのでしょうか。

その先に暴落は今年起こるのか。

結論として「起こらないという否定はできない」ので、

私はNISA投資を次のように進める方針です。

・変わらずNISAつみたては行っていく

けれども

・天井感が出る段階となれば、つみたて額を減額する

預貯金などの手元流動資産を大事にするのも資産運用の

一手段であることを思い返している年初です。

テンプルトンが語る「相場は幸福感の中で消えていく」格言にも

高齢者は目を向けておきましょう。