自立型老人ホームの必要性
2024/08/25
今日は、自立型老人ホームという種類の施設を考えたいと思います。
介護事業は今世紀に法整備され、事業が始った経緯ですから、元々から
介護が必要な方のために老人ホームを、という方向で事業化しているのが
専らです。介護スタッフを雇用し、介護報酬を得て、という事業体の
認識でありました。
一方、この自立型老人ホームというものも当初から存在はしていましたが、
ご本人が自立ですから介護報酬を得られない、また自立であれば
自宅で過ごす方が、わざわざ家賃を払って共同生活に入る必要はない、
というのが凡その考え方であったと思います。
ただ、近時単身・独居の高齢者が大きく増えてきていることから、
この後の社会保障費負担の抑制のためにも、介護予防の必要性が
高まっていて、自立型老人ホームの見直しも必要ではないかと考えています。
介護事業も20年を超す歴史を積み上げてきて、様々なレクリエーションが
考えられ、認知症予防の効果が認められた講座等が数々出てきています。
そのような実力があるレクリエーション事業者が今後も力をつけてこられて、
自立型老人ホームとの連携を進められることを願っています。
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